創作は生活に余裕がある者だけの嗜みかもしれない

金にならない、むしろ金が出ていくだけの創作活動なんてしている場合ではない身であるなら、それはやめるべきなのかなと。

生活にゆとりがあって、その範囲内でやるべきよね。本来は。てか、だいたいの人がそうなんだよ、きっと。私がおかしいのはもっともだ。

程度をわきまえろと言いたい。

おまえの生活レベルでやるべきことではない。やるならスズリのようなコスト0円でできるものだけにしておくべきなのだ。

「でもどうしても装丁や素材にこだわって形にしたかった」

なんてただの言い訳だ。

そうやって都合のいい理由でごまかしてきたから、今そうとう痛い目にあってるんだ。

 

今までなら、激ヤバのピンチになるとアドレナリンだかドーパミンがでるのか、躁状態の無敵モードで乗り越えてきてしまった。

つまりなんとかなってしまっていた。

それが今はそのマリオがスターを獲得した時のBダッシュで迫り来る敵をぶっ飛ばせるモードにならない。

これはもう完全に万策尽きたのだろうか。

いくら頭を捻っても金の目処はつかないし、銀行からの電話は毎日くる。

いつもなら「考えることをやめたら終わる」と感じて、ない頭を捻りに捻り、なんやかんやでここまで辿り着いてしまった。

その成功体験が私から危機感を奪ったのかもしれない。

ついに「なんとかならない」ところに来てしまったのだ。

気づいたらもう残機はゼロだ。目の前にはクッパがいる。くわえてコントローラーのボタンが機能しない。

そんな状態だ。

運良く今のステージまで来たはいいが、これまでのように起死回生の策を絞りだそうとも、出がらしすらでてこない。

人生、投了したい。

潔く「負けました」と頭を下げるので、早く盤上から降ろしてほしい。

感想戦なんかいらない。

 

そう言えば、人生ゲームって早く上がった方がプラスになるのに、どうしてリアルの人生は長生きにこだわるんだろうね。不思議。